窯業系サイディング セメントを主な原料とし、繊維質や添加物を混ぜ合わせたものを板状に成形した外壁材です。厚さは14mm~16mmが一般的で、タイル調やレンガ調などの様々なデザインがあります。 工場塗装された商品が一般的ですが、劣化に応じて再塗装が必要になります。 詳しく見る
金属系サイディング 金属製の板状に加工された外壁材です。断熱性を持たせるために、金属板と断熱材が一体になっている商品が一般的です。 金属にはガルバリウム鋼板が主に採用されており、サビにくい金属として住宅建材などに多く使用されています。 詳しく見る
樹脂系サイディング 塩化ビニル樹脂を原料として板状に加工された外壁材です。シーリングが必要なく、耐久性が高く、北米で主に採用されています。 日本でのシェア率は1%程度と言われていますが、凍害などに強いため寒冷地での利用を推奨している業者もいます。 詳しく見る
モルタル セメント、水、砂を混ぜ合わせたものを左官作業により外壁を作ったものをモルタル壁と言います。 モルタル壁は、用いる塗料や塗装方法により仕上げの見た目が変わります。吹き付け塗装による、リシン、スタッコ、吹き付けタイルや、左官により模様をつける方法もあります。 詳しく見る
板壁 木の板で外壁を張っていく壁の総称です。板の張り合わせ方により、縦羽目板、横羽目板、板の一部を重ねた下見板と違いがあります。 近年ではほとんど採用されていない外壁材ですが、和風建築などにこだわった住宅や施設に用いられています。 詳しく見る
レンガ 粘土と岩と水を練って、直方体の型に入れて焼き固めたものを言います。古くから建材として世界で広く利用されています。 サイズにも規格があり、210×100×60mmが一般的です。 外壁材として用いる場合、ほぼメンテナンスフリーですが、高価なため外壁のアクセントとして一部だけ用いる場合もあります。 詳しく見る
タイル壁 石や土、粘土を約1300度の高温で焼き固めたもので、非常に耐久性が高い建材です。 半永久的に持つ素材ですが、地震などの衝撃により割れることがあります。また、目地はセメント系のため経年劣化するため、定期的なメンテナンスが必要となります。 特にマンションなどは、タイルの剥離、脱落が起きると危険です。 詳しく見る
コンクリート壁 水、洗面、砂、砂利を混ぜ合わせたコンクリートを外壁の仕上げとしたものです。RC造などの建物に採用されます。 耐火性、遮音性、耐久性に優れた壁になります。断熱性には劣るため、断熱材の施工が不可欠です。 メンテナンスがほとんどいらないと考えられてきましたが、防水塗装を行うことで美観、耐久性共に長持ちします。 詳しく見る
ALC Autoclaved Lightweight aerated Concreteの略で、軽量発泡コンクリートと訳されます。外壁材としては、パネルとして加工され、これを嵌め込んでいきます。 水に浮くほど軽量でありながら、コンクリートのような耐久性・耐火性・遮音性だけでなく断熱性も高く、施工性が高い建材として使用されています。 しかし、水を吸収するとカッターで切れるくらい脆くなるため、定期的な防水塗装が必要です。 詳しく見る
トタン(鉄板)壁 鉄板に亜鉛メッキを施した外壁材です。鉄よりも亜鉛の方が錆びやすい性質を利用したもので、ただの鉄板よりも耐久性が高くなっています。 ただし、他の外壁材よりも耐久性が著しく低いため、現在ではあまり使用されていません。 詳しく見る