エフロレッセンス コンクリートなどのモルタル中に含まれる水酸化カルシウムが、水と反応し溶け出し、空気中の二酸化炭素と反応し炭酸カルシウムとなり結晶化したものです。 エフロレッセンス自体は、耐久性などに影響を与えません。美観を損ねるため、洗浄で取り除くことができます。 詳しく見る
さび さびとは、金属が水や酸素と反応して生成される腐食物のことです。 一般的に、鉄の赤錆が耐久性の面で問題になります。赤錆は、進行するとボロボロになってしまいます。定期的な防錆塗装が必要です。 アルミなどに生じるさびは、不動態と言われボロボロになるまでさびが進行することはありません。 詳しく見る
クラック 裂け目、割れ目という意味で、外壁や基礎にできたひび割れのことを指します。 施工不備によるもので、幅が5mm以上のクラックは構造クラックと呼ばれます。吸水乾燥などによりできた微細なクラックは、ヘアークラックなどと呼ばれます。 詳しく見る
チョーキング 外壁などを触った際に、色がついた粉が手に付着する現象を言います。 塗料に含まれる樹脂成分が紫外線により劣化し、色をつける顔料が表面に露出している状態で起こります。塗膜が劣化していることを示すもので、点検時にチョーキング現象が起きているかで再塗装時期を判断することもあります。 詳しく見る
コケ コケ植物という、岩などの表面に付着して広がっていく植物の総称です。 外壁の防水塗装が劣化した状態を放置するとコケが付着するようになります。 稀に環境によっては、防水塗膜が著しく劣化していない場合にも付着することがありますが、簡単に拭き取ることができます。 詳しく見る
カビ 菌類の一部を呼称し、胞子が飛散し増殖します。外壁の防水塗膜が劣化することで、含水率が高くなると発生するようになります。 人体にとって害であるものは、放置することは好ましくないため、塗装工事の際に高圧洗浄により除去し、再塗装を行うことで発生を防ぐことができます。 詳しく見る
凍害 主に窯業系サイディングで発生する劣化症状で、サイディング中の水分が、低い気温で氷となった際に壁の一部が破損します。 水から氷になった際に、体積が膨張するため、外壁が剥がれていきます。一般的には、凍害が起きた場合には張り替えを行います。 詳しく見る
退色(色褪せ) 太陽の紫外線や酸性雨などにより外壁材や屋根材が劣化することで、色褪せてしまう現象です。 紫外線により樹脂が劣化し、顔料が雨により流されてしまうことで色が褪せてきてしまうことが原因です。建材の防水機能の劣化を示しているため、再塗装の目安となります。 詳しく見る
塗膜の剥がれ 塗膜は経年劣化や施工不備などにより、ベリベリと広範囲に剥がれるようになってくることがあります。 施工不備の原因としては、塗装不可面もしくは下地に不適な塗料を用いたり、乾燥時間、希釈量を守らないなどがあります。下地の処理を適切に行わなかった場合にも、塗膜が剥がれる原因となります。 詳しく見る
塗膜の膨れ 塗膜が経年劣化や施工不備などにより膨れが生じてしまうことがあります。経年劣化としては、雨水の侵入により外壁と塗膜の間に水が溜まることがあります。 施工不備によるものは、下塗り材が不十分であることや、溶剤系の乾燥が不十分であった場合などに起こります。 詳しく見る
ブリード シーリングの上に塗装を行った際に、シーリングが塗料と反応し、汚れが浮き出てくる現象です。シーリングの可塑剤という成分が原因となります。 このブリード現象が起きない、ノンブリードタイプのシーリングが住宅塗装などでは使用されます。 詳しく見る