ビケ足場 足場の種類のうち、くさび緊結式のものをビケ足場と呼称しています。 1980年に株式会社ダイサンが開発した足場材のブランドが、ビケ足場と言いそのまま定着しています。 住宅塗装などでは、一般的にビケ足場が用いられ、ハンマーひとつで設置が可能で、手すりや踏み板があり作業性にも優れています。 詳しく見る
単管足場 鉄パイプのような単管と、クランプというつなぎ止め金具を用いて作る仮設足場です。 強度や安全性の面でビケ足場より劣り、踏み板がなく作業性も低いです。塗装工事では作業性、安全性の観点からビケ足場が多いです。場合によっては、単価足場は労働安全衛生法違反となります。 詳しく見る
簡易水栓トイレ 水栓、簡易水栓、非水栓と分かれており、簡易水栓、非水栓は汲み取り式です。 簡易水栓トイレは、水栓トイレのような感覚で利用ができるものです。洗浄水が流れるため、非水栓トイレよりも衛生的です。汚物と洗浄水は、便槽に溜まり、定期的なバキュームカーが必要です。 詳しく見る
控え金物 雨樋を留めるための金具になります。丸樋用、角樋用、留める箇所の形状によって、正面打ちや横打ちタイプがあります。 横樋と竪樋によっても違いがあり、竪樋を留める際には、雨水が外壁に入らないよう傾斜を付けて設置します。 詳しく見る
棟板金 戸建て住宅などの屋根の頂上部分(棟)に取り付けられる、金属製の部材になります。棟板金の下地は、2本の木や樹脂製のものがあります。 釘による接合部が劣化していると、台風などの強風で飛ばされることがあります。 詳しく見る
カバー工法 屋根改修工事の一種で、既存の屋根材を撤去することなく、新規屋根材を上から被せる工法です。撤去処分費がかからないため、工事費用を抑えることができます。 既存の屋根がスレートなどの平板である場合に可能です。新規屋根材には、ガルバリウム鋼板やアスファルトシングルが用いられることが多いです。 詳しく見る
ストックヤード 一般的に勝手口に直接取り付ける、ポリカーボネートの屋根材とパネルを組み合わせたエクステリアです。 雨避けになるため、物置がわりにしたり、自転車の駐輪場、洗濯干しなど様々な用途に使うことができます。 詳しく見る
窓手摺 窓からの落下防止や、外観のデザインのために設置されます。アルミ製、木製、鉄製のものがあります。 現在はアルミ製のものが主流で、木目調のものやデザイン性に優れたものが販売されています。 詳しく見る
エフロレッセンス コンクリートなどのモルタル中に含まれる水酸化カルシウムが、水と反応し溶け出し、空気中の二酸化炭素と反応し炭酸カルシウムとなり結晶化したものです。 エフロレッセンス自体は、耐久性などに影響を与えません。美観を損ねるため、洗浄で取り除くことができます。 詳しく見る
さび さびとは、金属が水や酸素と反応して生成される腐食物のことです。 一般的に、鉄の赤錆が耐久性の面で問題になります。赤錆は、進行するとボロボロになってしまいます。定期的な防錆塗装が必要です。 アルミなどに生じるさびは、不動態と言われボロボロになるまでさびが進行することはありません。 詳しく見る
クラック 裂け目、割れ目という意味で、外壁や基礎にできたひび割れのことを指します。 施工不備によるもので、幅が5mm以上のクラックは構造クラックと呼ばれます。吸水乾燥などによりできた微細なクラックは、ヘアークラックなどと呼ばれます。 詳しく見る
チョーキング 外壁などを触った際に、色がついた粉が手に付着する現象を言います。 塗料に含まれる樹脂成分が紫外線により劣化し、色をつける顔料が表面に露出している状態で起こります。塗膜が劣化していることを示すもので、点検時にチョーキング現象が起きているかで再塗装時期を判断することもあります。 詳しく見る
コケ コケ植物という、岩などの表面に付着して広がっていく植物の総称です。 外壁の防水塗装が劣化した状態を放置するとコケが付着するようになります。 稀に環境によっては、防水塗膜が著しく劣化していない場合にも付着することがありますが、簡単に拭き取ることができます。 詳しく見る
カビ 菌類の一部を呼称し、胞子が飛散し増殖します。外壁の防水塗膜が劣化することで、含水率が高くなると発生するようになります。 人体にとって害であるものは、放置することは好ましくないため、塗装工事の際に高圧洗浄により除去し、再塗装を行うことで発生を防ぐことができます。 詳しく見る
凍害 主に窯業系サイディングで発生する劣化症状で、サイディング中の水分が、低い気温で氷となった際に壁の一部が破損します。 水から氷になった際に、体積が膨張するため、外壁が剥がれていきます。一般的には、凍害が起きた場合には張り替えを行います。 詳しく見る
退色(色褪せ) 太陽の紫外線や酸性雨などにより外壁材や屋根材が劣化することで、色褪せてしまう現象です。 紫外線により樹脂が劣化し、顔料が雨により流されてしまうことで色が褪せてきてしまうことが原因です。建材の防水機能の劣化を示しているため、再塗装の目安となります。 詳しく見る
塗膜の剥がれ 塗膜は経年劣化や施工不備などにより、ベリベリと広範囲に剥がれるようになってくることがあります。 施工不備の原因としては、塗装不可面もしくは下地に不適な塗料を用いたり、乾燥時間、希釈量を守らないなどがあります。下地の処理を適切に行わなかった場合にも、塗膜が剥がれる原因となります。 詳しく見る
塗膜の膨れ 塗膜が経年劣化や施工不備などにより膨れが生じてしまうことがあります。経年劣化としては、雨水の侵入により外壁と塗膜の間に水が溜まることがあります。 施工不備によるものは、下塗り材が不十分であることや、溶剤系の乾燥が不十分であった場合などに起こります。 詳しく見る
ブリード シーリングの上に塗装を行った際に、シーリングが塗料と反応し、汚れが浮き出てくる現象です。シーリングの可塑剤という成分が原因となります。 このブリード現象が起きない、ノンブリードタイプのシーリングが住宅塗装などでは使用されます。 詳しく見る
光触媒 主に酸化チタンを含んだ機能性塗料を光触媒塗料と言います。 酸化チタンが触媒となり、紫外線により水や酸素と反応し、ヒドロキシラジカル、活性酸素が発生し、有害物質や汚染物質を分解します。雨によって流れるため、光触媒塗料を塗ることで、自浄作用のある外壁になります。 詳しく見る
塗装技能士 中央職業能力開発協会が実施している国家資格です。学科試験と実技試験に分かれており、実技試験は木工塗装作業、建築塗装作業、金属塗装作業、噴霧塗装作業、鋼橋塗装作業の5種類があります。 一級塗装技能士 受験資格は、塗装実務経験が7年以上もしくは2級取得後5年となっています。国家資格ですが、資格保有者でなくても塗装業を営むことができます。 二級塗装技能士 1級よりも受験資格が緩く、実務経験2年以上となっています。*学歴などによって変わります。 詳しく見る
職業訓練指導員 都道府県知事により認定される免許のようなもので、1級塗装技能士の上位の資格として位置しています。塗装業で15年以上の実務経験もしくは1級塗装技能士の有資格者が受験資格を持ちます。 この免許を持っていると、職業訓練校などで講師となることができます。 詳しく見る
有機溶剤作業主任者 建設業労働災害防止協会が認定しているもので、有機溶剤による被害防止の監督としての資格です。 有機溶剤を取り扱う会社では、有機溶剤作業主任者を必ず設置しなければならないと労働安全衛生法で定められています。 詳しく見る
施工管理技士 一級施工管理技士 施工管理における国家資格で、大規模工事などを監理することができる資格です。4000万円以上の建設現場で、監理技術者の専任配置が義務付けられており、1級施工管理技士は大規模工事において必ず必要です。 二級施工管理技士 主任技術者となることができる国家資格です。1級のように大規模工事の監理技術者となることはできませんが、一般住宅などの監理者として活躍することができます。 詳しく見る