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外壁塗装の乾燥の大切さを知っていますか?

スタッフブログ豆知識 2023.06.23 (Fri) 更新 

こんにちは!

島根県松江市・出雲市 ・雲南市・大田市の外壁塗装&屋根塗装専門店KIJIMAです。

いつも弊社のHP訪問、ブログ閲覧ありがとうございます!(^^)!

雨が降って湿気が多い季節、洗濯物の乾きが悪くて困りますよね

こんなとき塗装工事の塗料も乾きにくいです💦

実は、塗料には乾燥時間が必要ということをご存知でしょうか。

今回は、案外知られていない外壁塗装に必要とされている乾燥時間の重要性をお伝えしたいと思います。

塗料は、塗る技術も大切ですが、決められた乾燥時間を守ってこそ、塗料本来の機能も美しく塗る技術も生きるものなのです。

塗料や塗装に大切な「乾燥」について確認していきましょう。

≪目次≫

1.乾燥は外壁塗装成功のカギ!

2.塗料は乾燥してこそ本領を発揮

3.乾燥時間が必要なのは塗料だけじゃない

4.外壁塗装で乾燥時間が必要なタイミング

5.外壁塗装における注意ポイント

6.≪まとめ≫外壁塗装の乾燥時間は確認を

1.乾燥は外壁塗装成功のカギ!

塗料には、各メーカーが規定している乾燥時間があり、弊社ではその乾燥時間を守って塗装しています。
これは、塗料の缶やパンフレット、メーカーのWEBサイトなどにも書かれているもので、季節や温度、湿度によって乾燥時間は何時間と規定されています。これを守ることで、適切な乾燥時間を実現できます。

どうして適切な乾燥時間を守らないといけないのでしょうか。

塗装の工程は、高圧洗浄、下塗り、中塗り、上塗りと塗料を塗り重ねていくものです。

もし、適切な乾燥時間を取らず、塗料が乾いていない状態で次の工程に行くと、塗料がうまく密着せず、早期に剥がれたりふくれたり施工不良を招く可能性があるからです。


ですから、長く塗装工事に従事しているベテランの塗装職人は、天気を細かく確認し、乾燥時間のための時間を十分にとれるスケジュールをたてて作業しています。
塗装の品質にとって「どれだけ乾燥時間を取って塗装したか」が非常に重要だからです。

2.塗料は乾燥してこそ本領を発揮

外壁塗装も屋根塗装も、その目的は、塗料を塗って塗膜を造ることで外壁や屋根を防水することです。

塗料で防水ができるのか?と不思議に思うかもしれませんが、現在の塗料は防水が目的で塗装されているうえに、さまざまな機能を備えています。
例えば

・一度塗った塗膜を長く保つために紫外線に強い「耐候性」

・雨風にさらされても汚れが付きづらい「防汚性」

・太陽の熱をカットする「遮熱性」

などです。
外観を美しく整えるのと同時に、こうした機能性を外壁に装備するために外壁塗装を行うのです。

とはいえ、塗った直後の塗料は、粘度の高い水分といったところです。
もし雨が降れば、そのまま流れてしまうでしょう。
防水どころではありませんね。

塗料を外壁に塗る際、塗りやすくするために溶剤や水で薄めて(伸ばして)付着させます。
ですから、塗装後に塗膜のなかの溶剤や水が乾燥(抜ける)することで固まっていくのです。
そこでようやく塗料に備えられた機能が発揮でき、建物を保護できるようになるのです。

塗料がその機能を発揮するためには、十分な乾燥時間をとることが絶対条件というわけです。

3.乾燥時間が必要なのは塗料だけじゃない

外壁塗装というと、塗料のことばかりに気を取られがちですが、乾燥時間が大切なのは、塗装後ばかりではありません。
塗装前の工程、水を使った洗浄、下地を整えるシーリングの充填なども乾燥が大切です。

乾燥の時間を十分に取る必要がある例をご紹介します。

外壁や屋根を水洗いする高圧洗浄

外壁塗装の塗装前には、高圧洗浄機を使って古い塗膜を剥がし、付着した汚れを水洗いする洗浄の工程があります。
洗浄後は、外壁の下地は水分をたっぷり含んでしまいます。
ここでしっかり乾燥時間をとることが大切です。

中途半端な乾燥で塗料を塗ってしまうと、水分の逃げ場がなくなり、塗膜を内側から劣化し、下地内部に染み込んで壁自体を劣化させてしまいます。

洗浄後の乾燥時間は、基本的に丸1日はとります。

クラック補修・目地のシーリング工事

外壁は、経年劣化によってクラック(ひび割れ)が入ったり、目地のシーリングが一部剥がれ落ちたりします。
こうした状況を補修する工程が下地補修です。
クラックを埋め、目地にシーリングを充填します。
目地は、古いシーリング材をそのまま残して上からシーリング材を充填する「増し打ち工法」と

古いシーリング材を除去して新しいシーリング材を充填する「打ち替え工法」があります。

シーリングもきちんと乾燥時間をとることで硬化する建材です。
しっかり乾燥時間をとることで、10年という耐用年数が期待できるようになります。

4.外壁塗装で乾燥が必要なタイミング

外壁塗装の工程のなかで乾燥時間をとる必要があるものがいくつかありました。
改めて確認し、整理しておきましょう。

外壁塗装工程の乾燥時間が必要な6つのタイミング

  • 高圧洗浄後
  • 下地処理時のシーリング充填後
  • 下塗り後
  • 中塗り後
  • 上塗り後
  • トップコートを塗布後
    (ベランダ・屋上などの防水処理時の乾燥時間が必要なタイミング)

外壁塗装に限らず、屋根塗装も同じですが、塗装は基本が3回塗りです。
下塗り、中塗り、上塗りです。
これに塗装前の工程で、塗装前高圧洗浄後、シーリング充填処理後が加わります。

屋根塗装は、外壁塗装と工程は基本同じなので、上記と同じになります。

ベランダ防水については、防水用塗材を保護するトップコート塗布後に乾燥時間が必要です。

5.乾燥時間における注意ポイント

【季節や天候の違いによる乾燥時間の変化】

  • 塗料は、気温は高いときは乾燥時間が短くなりますし、湿度は低い方が乾燥時間は短縮できます。
    また、季節は夏や春、秋の方が乾燥しやすく、冬は気温が低いため、ほかの季節の倍以上、乾燥時間がかかることがあります。

    【乾燥時間中は原則として塗り面は触らない】

    • 塗膜が乾燥する段階を踏む過程では、基本的には塗った面には触らないようにします。
      指触乾燥まで行けば、指の腹で軽く塗膜に触れても指に塗料が付着することはありませんが、見誤ると塗膜に指紋が残ってしまいます。
      下塗りの段階なら問題にはなりませんがこれが最終の上塗りで起きたら大変なことになります。
    • やりがちなうっかり行為は、壁に立てかける動作です。
      朝来るときにさしていた傘や乗ってきた自転車など、壁に立てかけてしまうことがあります。
      そのまま忘れて塗膜が乾いてしまったら、傘の柄が張り付いてしまうかもしれません。
      こうなると塗膜は破れてしまうかもしれず、そうなったら取り返しはつきません。
    • いつから触ってよいかと言えば、塗料カタログに書かれている乾燥時間が過ぎてからです。

    【完全乾燥までは最低2週間が必須】

    • 完全乾燥とは、塗料が持つ耐久性などいろいろな機能がきちんと発揮できる状態です。
      塗料の種類にもよりますが、ここまで来るのに、良い条件が揃う春や秋で最低約2週間かかります。
      塗料の種類や季節、天候の条件などによっては2カ月かかることもあります。
    • 外壁塗装の工事自体は、上塗り後、23日で終わります。
      ですから、その後は各ご家庭で注意する必要があります。

    【乾燥の注意事項は施主側からも確認を】

    • 完全乾燥までの時間は、季節によって異なります。
      また、季節外れの雨が続いたりすると、乾燥時間が予想以上にかかる場合もあります。
    • せっかくの外壁塗装を長持ちさせたいと思うのであれば、施主側からも外壁塗装の業者に乾燥時間について確認することをお勧めします。
      なぜなら、塗装業者にとって乾燥時間は当たり前のことですので、特別に説明する意識に欠けているかもしれないからです。

    6.≪まとめ≫外壁塗装の乾燥時間は確認を

    今回の内容では、塗料の乾燥がなぜ大切なのかを確認すると同時に、そのメカニズムなども紹介しました。
    最後にまとめです👇

    • 塗装後は最低でも1日以上は一切触れないようにして、塗装作業完了後も完全に乾燥するまではなるべく何も立てかけないようにすること。
      天候や使用する塗料によって乾燥時間は一律ではありません。正しい乾燥時間の判断が出来る業者かも事前にチェックすることをお勧めします。
    • 外壁塗装を行う際、塗料の機能をしっかり発揮させる大切なポイントが乾燥時間です。
      これは、塗料を塗布した後のタイミングのみならず、高圧洗浄後や下地の調整で行うシーリング充填後にも十分にとらなければいけません。
    • 弊社がお客様にお伝えする施工日数には乾燥時間も含んでおります。

    以上、乾燥時間の大切さをご理解いただけたでしょうか。

    ご自宅で外壁塗装を行う際には外壁塗装業者とともに乾燥時間を確認し、より良い施工を実現しましょう。

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    屋根・外壁塗装専門店「喜島塗装」は、昭和51年島根県出雲市で、外壁塗装会社として創業しました。
    公共工事がメインでしたが、出雲市、松江市、雲南市、大田市の島根にお住まいの皆様から、「戸建て住宅、賃貸アパートの外壁塗装や屋根の塗り替えを、出雲市、松江市、雲南市、大田市でも気軽に相談できる場所が欲しい」という声が多くなり、外壁塗装や屋根の塗り替えリフォームの事を気軽に安心してご相談できるお店にすべく、事業を立ち上げさせていただきました。
    これからの時代の建物は、壊すから残すへ移行していきます。私たちのライフワークである塗装・防水はまさに時流に乗っていると言えます。塗装・防水を通じて、お客様の財産である建物をより良い状態で次世代へ残していく。そして塗装・防水を通じて弊社に関係する全ての人が幸せになることを追求していきます。
    どうぞ宜しくお願いします。

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