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外壁塗装で雨樋の塗装は必要?目的や塗料選びの基本

豆知識 2023.06.07 (Wed) 更新 

こんにちは!

島根県松江市・出雲市・雲南市・大田市の外壁塗装&屋根塗装専門店KIJIMAです。

いつも弊社のHP訪問、ブログ閲覧ありがとうございます!(^^)!

雨の多い季節、お家で大活躍してくれるのが

雨樋です。

雨水を1か所に集めて排水してくれるので、雨が多い日本では住宅に欠かせない部位ですね。

ただ、月日が経つと意外に色褪せが目立って気になる方も多いのではないでしょうか。

でも、壁塗装や屋根塗装と比べると「雨樋は業者に見積りを取るほどでもない」と軽視する人がほとんど。

その結果、放置され続けた雨樋は余計にみっともなく見えてしまいます…(;´Д`)

今回のブログでは雨樋について

・そもそも塗装しなければならないのか?

・塗装か交換か判断基準は?

・雨樋の塗装費用を抑えるには

など雨樋を塗装するべきか悩んでいる方の疑問を解消し、より良い選択ができるようお話していきますので参考にしてみてください。

目次

1.雨樋は塗装しなければならないか?

  ・雨樋の材質

  ・雨樋が劣化するとどうなるか

  ・雨樋を塗装する目的

2.雨樋塗装における注意点

  ・雨樋塗装にはどんな塗料を使えばいいか

  ・経年劣化による雨樋の破損は交換しましょう

3.雨樋塗装の費用を抑えるには

4.まとめ

1.雨樋は塗装しなければならないか?

雨樋を塗装すべきかお話する前に、まず雨樋は何からできているか確認しましょう。

雨樋の材質

塩化ビニール樹脂

一番普及しているのが塩化ビニール樹脂製の雨樋です。安価で手に入れやすいメリットがある一方、経年劣化とともに塩化ビニール樹脂がしならくなってしまい、割れたり破損しやすいという面もあります。

耐久年数の目安:15年~20年

ガルバリウム鋼板

錆びにくく、軽い金属の雨樋です。外壁や屋根がガルバリウムであれば雨樋も合わせてそろえるということも多いです。塩化ビニール樹脂に比べれば高額です。

耐久年数の目安:20年~30年

光沢がありますが、経年劣化とともに色がついてきます。酸性雨にさらされてしまうと穴が空いてしまう場合があります。塗装をする際は錆止めを塗布してから上塗り塗料を塗ります。

耐久年数:30年

このほかめずらしい材質としては、アルミニウム、ステンレスや竹など雨樋があります。

また、雨樋の形の種類としては、丸型(半丸型)がよく知られていますが角型や軒先との一体型のものもあります。

雨樋が劣化するとどうなるか

雨樋は塩化ビニール樹脂やガルバリウム鋼板など強固な素材で作られていますが、必ず劣化します。

素材によって異なりますが、雨樋自体の寿命は20年から25年と考えておきましょう。

雨樋自体が劣化すると、変形する、穴が空く、割れる、外れる、漏れるなどの症状が出ます。

その場合は塗装で解決することはできず交換が必要となるでしょう。

雨樋を塗装する目的

雨樋は、雨水を一か所に集めて排水するため、葉っぱやゴミが溜まりやすく、これらの腐食の影響で塗装部分は8年から10年程度で剥げてしまいます。

塗装が剥げると色褪せや剥がれなどの症状が発生し、みっともない外観になってしまいます。

雨樋を塗装をする目的の一番は「美観」にあります。

特に、外壁塗装工事と合わせて行う場合、雨樋を塗装しないと、外壁がきれいになった分、雨樋の色褪せが余計に目立ちます。外壁塗装と合わせて雨樋塗装を行うことで確実に美観が向上します。

また、美観以外にも塗装することで得られるメリットが2点あります。

1点目は、塗装することで劣化の進行速度を遅らせることができます。

防水性、耐久性に優れた機能を持つ塗料を塗ることで、雨樋に機能性を持たせ、雨樋自体の寿命も長持ちさせることができます。

2点目は、外観のアクセントになる点です。塗装工事の際は、雨樋に塗る塗料の色をお客様に選んでいただけます。

外壁に使用する色とはあえて違った色を入れることでアクセントを出すことができます。

逆に、外壁と同系色の色を選んでお家全体に統一感を出すこともできます。

2.雨樋塗装における注意点

雨樋塗装にはどんな塗料を使えばいいか

雨樋の素材によって具体的な塗料の種類は異なりますが、通常、雨樋のような付帯部には、高いランクの塗料を使う必要はないと考える業者が多いです。

屋根や外壁は高ランクで耐久年数の長い塗料を使い、雨樋などの付帯部には耐久年数の短い塗料で塗り、塗装工事にかかる費用を抑えるのが目的です。

確かに雨樋塗装は美観的な問題を解決したいという理由で行うことが多いので、それほど高ランクの塗料を使う必要はありません。

しかし、屋根・外壁部分に使用した塗料と違う塗料で雨樋の塗装をした場合、雨樋の塗装が先に劣化してしまいます。

そうすると、美観が気になったり、雨樋のみ再塗装するため再度足場を設置しなければならなくなるなど、余計にお金がかかってしまうことにもなりかねません。

以上のことから、外壁や屋根と同ランクの塗料を選び、次回も屋根や外壁と同じタイミングで塗装することをおすすめします。

弊社では、塩化ビニール樹脂製の雨樋に屋根用の塗料と同じ塗料を使用することが多いです。

経年劣化による雨樋の破損は交換しましょう

雨樋が経年劣化して傷んでくると、雨樋に割れや穴空きが発生します。そうなると塗装では修繕が不可能ですので交換する場合があります。

また、雨樋を止めている金具が錆びていることも多々見られます。

その場合、雨樋は塗装して金具だけを新品に交換することで美観が向上します。

3.雨樋塗装の費用を抑えるには

一番良い方法は、屋根や外壁の塗装工事の際にまとめて塗装することです。

通常、雨樋を塗装する場合に塗料の金額自体はそんなに高くはありませんが、合わせて足場の設置費用がかかります。

足場設置費用が雨樋の塗装では最も高額な費用になりますので、これを抑えるためには屋根、外壁の塗装工事の際に建てた足場を活用することをおすすめします。

その際には、屋根や外壁部分に使った塗料と同じものを使うことで後にかかる費用も抑えられます。

4.まとめ

今回は、雨樋の塗装でお悩みの方に少しでも参考になる情報をということでお伝えしてきました。

屋根外壁塗装工事の際に合わせて雨樋を塗装することで、足場費用を節約でき、家全体の美観や雨樋自体の耐久性にも貢献します。

まずはご自宅の雨樋の状態を見ていただくことから始め、細部まで美観と保護にこだわったお家で安心して生活していきましょう!(^^)!

雨樋、外壁、屋根、雨漏り…

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屋根・外壁塗装専門店「喜島塗装」は、昭和51年島根県出雲市で、外壁塗装会社として創業しました。
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