外壁塗装のコーキング(シーリング)の重要性//島根県松江市・出雲市・雲南市・大田市屋根外壁塗装&防水専門店KIJIMA
こんにちは!
島根県松江市・出雲市・雲南市・大田市外壁塗装&屋根塗装KIJIMAです。
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今回の内容はシーリングの重要性についてお話したいと思います。
外壁塗装では、どんな塗料を使うのか、お金はいくらかかるのか。そのことももちろん大事ですが、それらと同じくらい大事なのがコーキング(シーリング)です。
コーキングは、外壁塗装と切っても切れない関係にあり、あまり考えないまま外壁塗装を進めてしまうと、せっかく納得のいく塗料選びや金額にできたとしても、外壁塗装が失敗してしまうことも…。
あなたのお家の外壁塗装を成功させるために、
- コーキングとは一体何なのか
- コーキングの費用や寿命はどのくらいなのか
- コーキングでは何に気を付ければいいのか
このように、コーキングについて疑問や悩みが生まれやすい部分を、私と一緒に解決していければと思います。
コーキング(シーリング)って一体なに?
コーキング(シーリング)とは、コーキング材という液体を、お家の外壁に入ったひび割れや外壁材同士の隙間、窓枠や水回りの縁などに注入する工事のことです。
隙間を埋める?とは、一体どういう事なのでしょうか。
コーキングの目的や、工事に使われる「コーキング材」と呼ばれる素材の特徴、疑問になりがちな「コーキング」と「シーリング」の違いについて、まずは見て頂きたいと思います。
コーキング(シーリング)ってどんな工事?
お家の外壁にひびが入った時は、ひび割れの具合やお家の状態にもよりますが、ひび割れで出来た隙間を埋めるようにコーキング材を入れることで、ひび割れを補修することができます。
ひび割れは、「モルタル」や「漆喰」というような、セメントや石灰と水を混ぜたものを塗り固めて作る「塗り壁」という種類の壁に起こりやすくなっています。
塗り壁とは違った、「サイディング」や「ALC」といった、パネル状の壁材をお家の側面に貼り付けていく種類の壁もありますが、サイディングやALCなどの外壁は、補修だけではなく、新しくサイディングやALCにするときにもコーキングをします。
そのため、外壁を新しくしたい時も、外壁の補修をしたい時も、コーキングは欠かせない工事です。
隙間には別名があるの?サイディングボード同士の間に出来てしまっている隙間の事を、目地(めじ)と呼んでいるので目地と話していたら、隙間の事を指していると思ってもらえればと思います。
コーキング材(シーリング材)の役割は?
コーキング材とは、シリコンやポリウレタンなどから出来ている樹脂のことで、水や空気を通さないため、物と物の隙間に注入することで密閉状態にすることができます。
身近で言えば、お風呂場のタイルや浴槽と壁との境目に、線状に埋まっているゴムのような柔らかいものがコーキング材です。
コーキング材は、外壁塗装においてどんな役割をもっているのか見てみましょう。
役割1:サイディングボードやALCパネル同士の隙間を埋める
お風呂場に使われているように、コーキング材(シーリング材)をお家の壁材同士の隙間やひび割れに注入することで、隙間から雨水が入り込むのを防ぐことができます。
お家の外壁にとって、内部への雨水の侵入は命取りで、雨漏りに発展し外壁が腐食して大規模な工事をしなければならなくなってしまうこともあるので、外壁塗装においてコーキングはとても大切な工事です。
サイディングボードやALCパネルを使った場合、どうしても建材同士の間には隙間・溝ができてしまいまい、溝から雨水や汚れが侵入することで、サイディングボードやALCパネルの寿命が短くなったり、あなたのお家全体が傷んで大規模な工事をしなくてはいけなくなることもあります。
雨水や汚れの侵入を防ぐことは、お家の寿命を延ばして安心した生活を送ることに繋がるため、コーキングはお家を守る上で欠かせない工事です。
役割2:ひび割れ防止
コーキング材(シーリング材)は、シリコンなどの樹脂でできているので、ゴムのように弾力があり、コンクリートなどと違って柔軟に形を変えることができます。
基本的にお家の外壁は、温度の変化や地震によって、私たちの目ではわからない規模で膨張と収縮を繰り返しています。
外壁は、どんな種類の壁材でもコーキング材とは違って硬い素材でできているため、硬い素材が押し合ったり引っ張りあったりすることでひび割れが起きたり、壁材同士に隙間ができてしまうことがあります。
お家の外壁材同士の間に、柔軟性を持つコーキング材を注入しておくことで、コーキング材がクッション替わりになるので、外壁材同士が押し合いや引っ張り合いをしても、間を取り持ってひび割れや隙間ができるのを防いでくれます。
コーキングとシーリングの違いは何?
コーキングについて検索すると、「シーリング」という言葉も一緒に出てくることが多いと思います。
コーキングとシーリングって同じものなのか、それとも違うものなのか、疑問に思ってしまうかもしれませんが、この二つは基本的に同じものとして考えていただいて大丈夫です。
コーキングとシーリングを、以下のように英単語にして考えると、意味がわかりやすいです。
コーキング…caulking
意味…詰める、2つのものを1つにくっつける、ふさぐ
コーキング(caulking)は、ワインの栓などに使われるコルク(caulk)から派生している言葉なので、コルクのように隙間を詰めるという考え方をするとわかりやすいかもしれません。
シーリング…sealing
意味…封印する、密閉する、ふさぐ
シーリング(sealing)は、私たちがステッカーやラベルと同じような意味で使うシール(seal)から派生している言葉で、シールのように密閉すると考えると意味がわかりやすいですね。
コーキング(シーリング)の寿命は?
コーキング材は絶えず膨張や縮小を繰り返しているため、コーキング材そのものの寿命はそれほど長く持ちません。
そのため、コーキング材はサイディングボードやパネルに比べて早く劣化してしまいます。
もちろん、コーキングも常に進化しているため、新しいコーキング材であればそう簡単には破損しませんが、それでも平均すれば5年から10年ほどの寿命(耐用年数)が精いっぱいと言ったところです。
コーキングの寿命の見分け方
コーキングの寿命については、見た目ですぐに判別することができるので、どんな状態が寿命なのか見ていきましょう。
ひび割れ | コーキング材に細かなひびが入っている状態 |
剥離 | コーキング材が割れたり剥がれている状態 |
肉やせ | 隙間を埋めていたコーキング材が細くなって隙間が大きくなってしまう状態 |
これらがコーキングの寿命を判別する代表的な症状です。見た目でもすぐ分かるので一度ご自宅のコーキング部分を確かめてみてください。
コーキング材の寿命が来てしまったら
もしコーキング材にひび割れなどが生じ、しかもそれを補修せずに放置してしまうと、そこから外壁の内部へ雨水や湿気が侵入し、外壁の防水機能に障害を与えてしまうこともあります。
外壁の主な役割は雨水から建物を守るという防水機能ですから、その機能を失えば外壁そのものが悪くなってしまいます。
場合によっては基盤や土台まで雨水が侵入し、建物の構造そのものに重大な損害を与えかねません。コーキング材の破損は外壁全体に大きな影響を与えるため、発見したら放置せずにすぐにでも修繕することが大切です。
コーキング(シーリング)はどんなことをするの?
コーキング(シーリング)は、平面に塗料を塗る塗装と比べて隙間にコーキング材を入れていく作業なので、塗るのではなく「打つ」と表現されることが多いです。
コーキング(シーリング)は外壁塗装工事の中でいつやるの?
コーキング(シーリング)は、外壁塗装と密接な関係にありますが、外壁塗装工事をするとき、コーキングはどのタイミングで行うのでしょうか。
ひび割れ補修の場合
ひび割れを補修するためにコーキング(シーリング)をする場合、外壁に塗料を塗る前にコーキング材をひび割れ部分に注入して、そのあとに外壁用の塗料を塗っていくことが多いです。
コーキングでひび割れ補修をすると、どうしてもひび割れ部分が補修の跡で目立ってしまい、お家の見栄えが悪くなってしまいます。
また、コーキング材の上から塗装をすることで、コーキング材の表面が塗料で覆われてコーキング材を長持ちさせることもできるので、ひび割れ補修のコーキングは、最初に行うことが多いです。
- 打ち替え…現在打ち込んであるコーキング材(シーリング材)を撤去してから新しいコーキング材を打つ
- 打ち増し…現在打ち込んであるコーキング材(シーリング材)の上から新しいコーキング材を打つ
この2種類のどちらかの方法で工事をすることになりますが、どちらの工法にするかは、現在打ち込んであるコーキング材の劣化具合で変わってきます。
コーキング(シーリング)はどのくらい時間がかかるの?
コーキング材(シーリング材)を、お家の外壁のひび割れや外壁材の隙間に打ち込むのにかかる時間は、コーキング材の種類やコーキングの目的によって変わってきます。
乾燥時間もコーキング(シーリング)工事の一工程
どんなコーキング材(シーリング材)を使うのか、どんな目的でコーキングをするのかで、コーキングにかかる時間が変わってきますが、コーキング材をお家の外壁のひび割れや継ぎ目に打ち込んで終わりではなく、しっかりと乾燥させなければいけません。
喜島塗装やコーキングの目的、外壁の状態にもよりますが、外壁塗装の工程はコーキングのあとに塗装をする場合が多いので、上から洗浄したり塗料を塗るときに、コーキング材がしっかり乾燥していないまま工事を進めてしまっては、コーキング材も、上に重ねる塗料も、お家を守るための機能を発揮できずにすぐに劣化してしまいます。
また、コーキング材の乾燥時間は、気温が低いほど時間がかかり、気温が高いほど早く乾くので、冬場の気温が低いときは1週間以上かけて乾燥させることもあります。
コーキング(シーリング)はどういう流れで作業するの?
STEP1.古いコーキング材(シーリング材)を撤去する
まずは、外壁に打ち込まれている古いコーキング材(シーリング材)をカッターで切り込みを入れて剥がしていきます。
ある程度は一気に剥がれますが、外壁にへばりついているコーキング材もしっかり落としていきます。
STEP2.目地の洗浄・掃除
目地や目地周りに汚れがある場合は、汚れをキレイに落としていきます。
コーキング材(シーリング材)を打ち込む面をキレイにしておかなければ、新しくコーキング材を打ち込んでも、しっかり接着してくれません。
STEP3.養生
養生とは、工事をする部分以外が傷ついたり溶剤が付着したりしないように、テープなどを使って保護しておくこと。
コーキング(シーリング)の場合は、目地の縁の両側にテープを貼って、コーキング材を注入したときに目地からはみ出しても大丈夫なようにしておきます。
STEP4.コーキング材(シーリング材)を作る
主剤と別の溶剤を混ぜて使う「2液型」というコーキング材(シーリング材)を使う場合は、溶剤をしっかり混ぜ合わせてコーキング材を作ります。
STEP5.目地に下地を塗る
プライマー(下塗り剤)と呼ばれる液体を、コーキング(シーリング)する目地に塗っていきます。
プライマー(下塗り剤)は、コーキング材を目地にしっかりと接着させるための下地のことで、プライマー(下塗り剤)が乾燥したら、次のステップへ進みます。
STEP6.コーキング材(シーリング材)を注入する
コーキングガンなどを使って、コーキング材(シーリング材)を目地に打ち込んでいきます。
「2液型」の場合は、可使時間と呼ばれるコーキング材を使うことができる時間が限られているので、その時間を守って迅速・丁寧に進めていきます。
STEP7.ヘラ押さえ
ヘラ押さえとはその名の通り、ヘラで押さえる作業のこと。
目地に注入したコーキング材(シーリング材)をしっかりと密着させるために、ヘラで押さえていきます。
この作業は仕上がりの見た目にも影響してくるので、コーキングの機能を発揮させる為・お家の見た目を美しくする為の大事な作業です。
STEP8.養生を剥がす
コーキング材(シーリング材)が乾く前に、養生していたテープを丁寧に剥がしていきます。
STEP7のヘラ押さえでせっかくキレイに仕上げても、養生を雑に剥がしてしまうと、目地に注入されたコーキング材まで巻き取ってしまいます。
STEP9.乾燥
目地に打ち込んだコーキング材(シーリング材)をしっかり乾燥させてから、次の塗装工事などに移ります。
乾燥時間は製品や気温によって変わり、2~3日乾燥させることもあれば、1週間掛けることもあります。
見た目で悪いところがなかったとしても、コーキングは年月が経てば劣化をしているということを覚えていただき、必ず打ち換えをしたりコーキングをし直しておく事がオススメです。
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公共工事がメインでしたが、出雲市、松江市、雲南市、大田市の島根にお住まいの皆様から、「戸建て住宅、賃貸アパートの外壁塗装や屋根の塗り替えを、出雲市、松江市、雲南市、大田市でも気軽に相談できる場所が欲しい」という声が多くなり、外壁塗装や屋根の塗り替えリフォームの事を気軽に安心してご相談できるお店にすべく、事業を立ち上げさせていただきました。
これからの時代の建物は、壊すから残すへ移行していきます。私たちのライフワークである塗装・防水はまさに時流に乗っていると言えます。塗装・防水を通じて、お客様の財産である建物をより良い状態で次世代へ残していく。そして塗装・防水を通じて弊社に関係する全ての人が幸せになることを追求していきます。
どうぞ宜しくお願いします。
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私たち喜島塗装は10名を超える自社塗装職人、国家資格塗装技能士の工事会社です。
マナーにこだわり、塗装品質にこだわり、過去に島根県内で3,000件を超える塗装リフォームを行ってきました。
ひとつひとつの工事工程を丁寧に、そして、手作りで創り上げる世界に1つしかない作品としてお客様の予測を超えるリフォーム工事にしてまいります。
多くの人々に喜んでいただき、島根と共に生き、島根にとって必要とされる企業でありつづけられるよう頑張ってまいります。
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