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サイディングはどんな外壁?注意したい劣化症状とメンテナンスについて

豆知識 2025.04.15 (Tue) 更新 

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こんにちは!

外壁塗装&屋根塗装専門店のきじま塗装です。

いつも弊社のHP訪問、ブログ閲覧ありがとうございます!(^^)!

 

家の外観デザインは、素材や色の選び方で印象を大きく変えることが出来ます。今回は、一般的な住宅でよく使用されている「サイディング」という材質についてお話していきたいと思います。

サイディングは、耐用年数が長く、人気がありますが、経年劣化や施工不良などによって様々な劣化症状が起こります。

このブログでは、サイディングの特徴や種類、また、注意したい劣化症状とメンテナンス方法について解説しますので、サイディングの塗り替えの参考にしてみてくださいね。

目次

1.サイディングとは?

・サイディングの特徴

2.サイディングの種類について

・窯業(ようぎょう)系

・金属系

・樹脂系

・木質系

3.注意したいサイディングの劣化症状

・深刻度【低】

・深刻度【中】

・深刻度【高】

4.サイディングのメンテナンスについて

・種類別耐用年数・メンテナンス時期目安

・メンテナンス方法は?

5.まとめ

 

1.サイディングとは?

サイディングとは、建物の外壁に貼る仕上げ用の板材のことで、近年では国内ほとんどの住宅(約8割以上)に使われています。

壁の広さに合わせて、サイディングボードをカットし、それぞれのつなぎ目をしっかりと埋めて貼り合わせます。

そうすることで板の貼り合わせであっても、雨漏りや剥がれを防止することができます。

サイディングの特徴

サイディングの主な特徴して下記のことが挙げられます。

・耐水性に優れている

・耐候性に優れている

・種類・デザインが豊富

・工場生産なので品質が安定している

・工事価格が安い

一昔前まではモルタル壁(塗り壁)が主流でしたが、塗り壁は職人が一つ一つ手作業で仕上げていくので時間が掛かりますし、経年劣化に伴い表面がひび割れするリスクがあります。

しかし、サイディング壁の場合は板を貼り合わせて施工するので、施工時間が短く、塗り壁のような特殊な技術が必要ないので工事費用も比較的安くすみます。さらに、耐水性、耐天候性などを考慮して作られているので、塗り壁に比べて経年劣化しにくいのが特徴です。

2.サイディングの種類について

サイディングといっても、1つではありません。どんな種類があるのかご紹介します。

窯業(ようぎょう)系

セメントを主な原料とし、繊維質や添加物を混ぜ合わせたものを板状に成形した外壁材です。

最近の住宅で使用されているほとんどのものが、この窯業系サイディングです。
窯業系サイディングはデザインが豊富で、シンプルなものからタイル調やレンガ調、石積み調などの様々なデザインがあります。

価格も比較的安く、セメントなので地震にも強く、耐火性にも優れているのが特徴です。

金属系

金属製の板状に加工された外壁材です。断熱性を持たせるために、金属板と断熱材が一体になっている商品が一般的です。

金属にはガルバリウム鋼板が主に採用されており、サビにくい金属として住宅建材などに多く使用されています。

しかし、やはり金属を使用しているので価格が高くなってしまう傾向にあります。

樹脂系

塩化ビニル樹脂を原料として板状に加工された外壁材です。シーリングが必要なく、耐久性が高く、北米で主に採用されています。

日本でのシェア率は1%程度と言われていますが、凍害などに強いため寒冷地での利用を推奨している業者もいます。

しかし、全体的に軽く・薄く設計されているので遮音性は他のものに劣ります。

木質系

木質系サイディングとは、その名の通り木を材料としたサイディングです。

天然の木に塗装をして仕上げています。

本物の木を使用したサイディングなので耐熱性には優れていますが、水に弱いのがデメリットです。

他のサイディングに比べて価格が高く、こまめなメンテナンスが必要です。

3.注意したいサイディングの劣化症状

サイディングの劣化症状には、色褪せ、ひび割れ、チョーキング現象、コケ・カビの発生、塗膜の剥がれなどが挙げられます。

これらの劣化症状について深刻度別にご紹介しますので、ご自宅で以下のような劣化症状はないかチェックしてみてください!

深刻度【低】

・カビやコケの発生 ・部分的な色褪せ ・水の弾きが悪くなる

 

深刻度【中】

・チョーキング現象  ・シーリングの小さなひび割れ ・サイディングボードの小さなひび割れ

・部分的な錆(金属系) ・全体的な色褪せ ・部分的な塗膜の剥がれや膨れ

 

深刻度【高】

・シーリングのひび割れ、変形、変色 ・サイディングの反り ・サイディングボードの広範囲のひび割れや欠け

・錆による腐食が激しい(金属系) ・広範囲の塗膜の剥がれや膨れ ・雨漏りの発生

   

上記の症状が見られたら、できるだけ早い段階でメンテナンスをすることをおすすめします!

4.サイディングのメンテナンスについて

サイディング外壁の種類別の耐用年数とメンテナンス時期の目安を一覧表にしてまとめました。

種 類耐用年数メンテナンス時期
窯業系サイディング40年7~10年
金属系サイディング40年10年~15年
樹脂系サイディング25~30年10年
木質系サイディング15~40年5~10年

それぞれの耐用年数とメンテナンス時期はあくまで目安です。住宅の環境や自然災害の有無などによって変化します。

上記の年数は目安と考えておき、サイディングに劣化症状が発生した場合は適宜メンテナンスを行うようにしましょう!

メンテナンス方法は?

清掃をする

サイディングのメンテナンスの基本は定期的な清掃です。

汚れが付着することで外壁の劣化が進むこともあるため、水道水と中性洗剤を使用して、柔らかいスポンジで汚れをふき取るとよいでしょう。

家庭用の高圧洗浄機の使用も効果的ですが、強すぎる水圧でサイディングを傷つけないように注意が必要です。

部分補修をする

かなり小規模な剥がれの場合であれば、部分補修で済む場合もあります。

クリーニングをして、パテ、コーキングを用いて処置します。

補修をDIYで済ませる方もいますが、一部分だけだと思っても、見えない部分で劣化が進んでいるというケースもあります。

一度、工事をするしないに関わらず、専門家に診断をしてもらうことをおすすめします。

外壁塗装をする

外壁塗装をする場合は、剥がれやクラック(ヒビ)がある部分を補修してから塗替えをします。

シーリング材(コーキング)の剥がれが発生した場合は、シーリング材の打ち替えが必要になります。

部分的な塗装よりも、全体を塗装する方が足場代が1回で済むので費用を安く抑えられます。

サイディングを張り替える

これは最も深刻なケースの場合で、高額な工事となります。

あまりにも劣化が酷いと塗り替えだけでは対処できず、張り替えになる場合があります。

30坪の家を張り替える場合、150万円~300万ぐらいかかると言われています。

そうならない為にも、一度専門家に見てもらいましょう!

 

5.まとめ

ここまで、サイディング外壁の種類、劣化症状、メンテナンス方法などをお伝えしてきました。

「まだ大丈夫そう」といってメンテナンスを先延ばしにしていると、劣化がどんどん進み、その分補修作業が必要となり余計に費用がかかる可能性があります。

サイディングを長持ちさせるには、信頼できる外壁塗装のプロに相談・依頼をしましょう!

きじま塗装では外壁、屋根の無料診断を行っています。

しつこい勧誘や営業はいたしませんので、お家のことで気になることがある方はお気軽にお声がけください!(^^)!

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屋根・外壁塗装専門店「きじま塗装」は、昭和51年島根県出雲市で、外壁塗装会社として創業しました。
公共工事がメインでしたが、出雲市、松江市、雲南市の島根・鳥取にお住まいの皆様から、「戸建て住宅、賃貸アパートの外壁塗装や屋根の塗り替えを、出雲市、松江市、米子市でも気軽に相談できる場所が欲しい」という声が多くなり、外壁塗装や屋根の塗り替えリフォームの事を気軽に安心してご相談できるお店にすべく、事業を立ち上げさせていただきました。
これからの時代の建物は、壊すから残すへ移行していきます。私たちのライフワークである塗装・防水はまさに時流に乗っていると言えます。塗装・防水を通じて、お客様の財産である建物をより良い状態で次世代へ残していく。そして塗装・防水を通じて弊社に関係する全ての人が幸せになることを追求していきます。
どうぞ宜しくお願いします。

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