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【出雲市E様邸 現場レポート】モニエル瓦屋根 塗り替えで安心です!(^^)!

現場ブログ 2023.12.12 (Tue) 更新 

こんにちは!

島根県松江市・出雲市・雲南市・大田市外壁塗装&屋根塗装専門店

きじま塗装です。

いつも弊社のHP訪問、ブログ閲覧ありがとうございます!(^^)!

先週は20℃超えの日もあり、汗ばむほどの陽気でしたね。

暖冬で嬉しいようなそのうちドカ雪が降る前触れような…?どうなるのでしょうか(^^;

さて、12月も現場は順調に工事が進んでおります!

今回はこのほど施工が終わったばかり

出雲市E様邸の屋根塗り替えをレポートしたいと思います。

アイフルホームで18年前に新築されたE様邸。

屋根材はモニエル瓦です。

施工前

モニエル瓦とは、ヨーロッパ発祥のセメント瓦の一種で、セメントと川砂を合わせて作られる「乾式コンクリート瓦」のことです。

瓦は塗膜が剥がれ、モニエル瓦の特徴「スラリー層」と呼ばれる着色セメントが剥き出しになり、かなり色褪せが目立っていました。

施工の様子

施工のポイントはスラリー層を高圧洗浄でしっかり取り除いてから塗装すること

スラリー層とは、コンクリート基材の表面を約1mmで覆っている着色顔料で、その上をクリヤー塗装でスラリー層などの表面を保護しています。このスラリー層を保護しているクリヤー塗装も10年すると経年劣化でほぼなくなり、脆弱なスラリー層が剥き出しになります。

このスラリー層を高圧洗浄で丁寧にできるだけ取り除かないと、スラリー層の上から塗装してしまうことになります。コンクリートとスラリー層はほとんど密着していないので、塗装をしてもスラリー層から塗装した塗膜ごと剥離してしまいます。

瓦の側面や小口の汚れも落とさなければならないため、一般的によく見られるスレート屋根よりも時間がかかります(>_<)

汚れが落ちるのを見ながら丁寧に作業します!

高圧洗浄後✨☟

 

高圧洗浄で汚れや旧塗膜を取り除いた下地、まっさらになりました。これで新たな塗料がぴったりと付いてくれます!(^^)!

▼下塗り

上塗りの前に、下塗りで下地処理塗料を塗布していきます。

モニエル瓦に使用できる塗料は以前はそう多くはありませんでしたが、近年各メーカーがモニエル瓦にも対応した塗料を出しています。当社では、下塗り、上塗りともに実績のあるオリエンタル塗料工業の塗料で塗装しました。

下塗りの「オリトシールド」は、厚膜タイプで基材表面の凸凹を補正。仕上がり感が綺麗です。

下塗り後、色付きの塗料を上塗りしていきます。

▼上塗り1回目

上塗りに使用したのはオリエンタル塗料工業の「マイティシリコン」

乾式コンクリート瓦の塗り替えに最適な耐候性・密着力・浸透力に優れたアクリルシリコン樹脂塗料です。

オレンジがかった明るい茶系のお色「オーカー」を選ばれました。

2回塗りで仕上げます。

▼上塗り2回目

1回目の上塗り乾燥後、同じ塗料を重ねて塗布。

高耐候に加え、防藻・防カビ性も兼ね備えた塗料が屋根の美観も維持します。

モニエル瓦の凹凸にぴったりと密着するよう、ムラなく塗っていきます。

色褪せていた瓦屋根が明るい素敵な屋根に大変身✨✨

塗膜が紫外線や雨風から屋根材をしっかり保護し、大切なお家を守ってくれることと思います。

 

今回はモニエル瓦屋根の塗り替えについて実際の施工の様子をお伝えしました。

モニエル瓦はすでに製造されていない瓦です。

瓦の経年劣化がひどい場合や不具合がある場合は塗装よりも葺き替えが良い場合もあります。

葺き替えになると塗装よりも費用が高くなりますので

劣化が進む前に塗装メンテナンスされることをおすすめします。

人間の体と一緒でお家の劣化は放っておいても直りません。

メンテナンスはお早めに!

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