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安心・快適なお住まいへ!屋根を長く守る「屋根カバー工法」もきじま塗装にお任せ!

現場ブログ 2023.11.29 (Wed) 更新 

こんにちは!

島根県松江市・出雲市・雲南市・大田市の外壁塗装&屋根塗装きじま塗装です。

いつも弊社のHP訪問、ブログ閲覧ありがとうございます!(^^)!

先日、出雲市O様邸で「屋根カバー工法」による屋根リフォーム工事を行いました。

屋根カバー工法とは

現在の屋根材の上から新たな屋根材をかぶせる、つまりカバーする工事のことです。

実際の施工の様子をご覧いただきましょう。

出雲市O様邸は、築23年のコロニアル屋根。

今回「屋根カバー工法」による屋根リフォーム工事をさせていただくことになりました。

まず雪止めを撤去します。

既存屋根の上に新しい屋根材を載せるので突起物のないようにしておきます。

古い屋根を壊して新しい屋根を新設する工事を「葺き替え」と言いますが

屋根カバー工法は「葺き替え」と違って、古い屋根を取り壊す、撤去することはせずに新しい屋根材にすることができます。

雪止めのみ撤去してから、既存の屋根材の上に新しい防水シートを設置します。

「改質アスファルトルーフィング」というシートです。

軒先から防水シートを敷くことで屋内への雨の侵入を防ぐことができます。

軒先から上へ一面ずつ全体を覆っていきます☟

防水シートを全面に設置したら、「貫板(ぬきいた)」と「捨て水切り(すてみずきり)」を設置します。

貫板は棟板金の下地になるものです。

木製のものが一般的ですが、腐食しにくい樹脂製のものが選ばれることもあります。

こちらは、下り棟に捨て水切りを取り付けている様子です☟

雨水が捨て水切りをつたって軒先へ排出される仕組みになります。

仕上がってしまうと見えなくなる部材ですが、ルーフィングや屋根下地に雨水が流れ込まないようにするための大切な部材です

屋根材を設置した後、この上に新たな鈑金を取り付けます。

さて、いよいよ屋根材の設置です!(^^)!

まずは軒先スターターを取り付けます☟

スレート屋根の小口は塗装されておらず吸水してしまいます。

スターターは、小口をカバーして断面が露出しないようにする部材です。

屋根材の種類はいろいろありますが、こちらではガルバリウム鋼板を使用しました。

ガルバリウム鋼板は、軽くて住宅に負担をかけない金属屋根材です。

特に錆びにくく比較的リーズナブルなのでコストパフォーマンスに優れている素材です。

雨が浸入しにくいようジョイントにも工夫がされています。

一枚一枚、丁寧に設置していきます。

最後に棟板金の設置です☟

鈑金同士が重なり合う部分から水分が浸入することがないように、隙間をコーキングで埋めます。

新たに雪止めも取り付け、屋根工事完了です。

Before☟

After☟

軽量なガルバリウム鋼板だからこそできる屋根カバー工法。

新築に近い仕上りで、防水性能もバッチリの屋根になりました。

ガルバリウム鋼板の耐用年数はおよそ25年から35年ですので

長く安心してお過ごしいただけるかと思います。

屋根カバー工法  メリット

屋根カバー工法は、「葺き替え」と違って、古い屋根を撤去する作業がないぶん、工期が短いのがメリットです。

また、廃材が出ないので処分費用も抑えることができ低コスト!

さらに、屋根が二重になることから、「屋根にあたる雨音が聞こえづらい」「屋根からの冷気が伝わりづらい」など

防音性や断熱性が高まります。

屋根カバー工法 注意点

屋根カバー工法は、下記のような場合施工できないことがあります。

・下地まで腐食などの劣化がひどく進行している場合

 これを無視して新しい屋根を設置することができません。

 築40年が過ぎたコロニアルも劣化が進行している場合が多く屋根カバー工法はできません。

・瓦屋根

屋根カバーは屋根面がフラットな状態でないと施工できません。

瓦屋根のように波立っている形状の屋根にはカバー工法は行えません。

そもそも瓦屋根は重いので、荷重を付加するカバー工法は適していません。

・金属屋根

金属屋根にカバー工法を行うことは技術的には可能ですが、古いトタン屋根は傷んでいることが多く、

屋根カバー工法を行いたくてもできない場合がほとんどです。

塗装?葺き替え?カバー?お悩みの方はご相談ください!

今回は、出雲市O様邸の屋根カバー工法をご紹介しました。

雨風や紫外線が直接当たる屋根は、耐用年数目安よりも早く劣化が起こる場合もあり、劣化が進むと家の構造に影響を与える可能性があります。

屋根カバー工法はメリットの多い施工方法ですが、屋根の状態によっては葺き替えの方が適しているケースもあります。

大切な住宅を守るには、屋根を良好な状態に保てるように最適な方法でメンテナンスを行うのがポイントです。

屋根カバー工法か葺き替えで悩んだら、専門業者に相談し、しっかり現場調査をしてもらいましょう。

屋根、外壁のお困りごとは、ぜひ喜島塗装までご相談ください!(^^)!

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屋根・外壁塗装専門店「喜島塗装」は、昭和51年島根県出雲市で、外壁塗装会社として創業しました。
公共工事がメインでしたが、出雲市、松江市、雲南市、大田市の島根にお住まいの皆様から、「戸建て住宅、賃貸アパートの外壁塗装や屋根の塗り替えを、出雲市、松江市、雲南市、大田市でも気軽に相談できる場所が欲しい」という声が多くなり、外壁塗装や屋根の塗り替えリフォームの事を気軽に安心してご相談できるお店にすべく、事業を立ち上げさせていただきました。
これからの時代の建物は、壊すから残すへ移行していきます。私たちのライフワークである塗装・防水はまさに時流に乗っていると言えます。塗装・防水を通じて、お客様の財産である建物をより良い状態で次世代へ残していく。そして塗装・防水を通じて弊社に関係する全ての人が幸せになることを追求していきます。
どうぞ宜しくお願いします。

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私たち喜島塗装は10名を超える自社塗装職人、国家資格塗装技能士の工事会社です。
マナーにこだわり、塗装品質にこだわり、過去に島根県内で5,000件を超える塗装リフォームを行ってきました。
ひとつひとつの工事工程を丁寧に、そして、手作りで創り上げる世界に1つしかない作品としてお客様の予測を超えるリフォーム工事にしてまいります。
多くの人々に喜んでいただき、島根と共に生き、島根にとって必要とされる企業でありつづけられるよう頑張ってまいります。
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