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塗料缶(一斗缶)あれこれ //島根県松江市・出雲市・雲南市・大田市外壁屋根塗装&防水専門店KIJIMA

現場ブログ豆知識 2021.08.06 (Fri) 更新 

こんにちは!

島根県松江市・出雲市・雲南市・大田市外壁塗装&屋根塗装KIJIMAです。

いつも弊社のHP訪問、ブログ閲覧ありがとうございます!(^^)!

前回のブログに引き続き、今回は私たち塗装業者にとっても身近な「塗料缶」についてお話していきましょう。

塗料缶ってご覧になられたことがありますか?

こちらです。↓

外壁塗装で使う塗料は、主に一斗缶(いっとかん)に入っています。

私たち塗装業者は商売道具としてとても身近な一斗缶ですが、

一般の方が目にするとしたら、コントやプロレスで頭を殴る小道具とかでしょうか(笑)

なかなか空缶でも頭に当たったことがないので実際にはどれくらい痛いのか、危ないのかわかりません。

そんなことはしないでおきましょう(;・∀・)

さて、ここからはそんな一斗缶(塗料缶)についてお伝えします。

一斗缶とは

一斗缶は一般的には「石油缶」とも呼びますが、正式名称は「18リットル缶」だそうです。

一斗缶に水を入れると18リットル入りますから、重さは18㎏になります。

しかし塗料の場合、水とは重さが違うので18リットル入っていても18㎏になるとは限りません。
場合によっては20㎏の塗料が入っているものもあります。

また、最近は一斗缶でも中身が18リットルとは限らず、16リットル(体積表記)のものなどもあり、内容量はさまざまです。

一斗缶+小缶でセットになる塗料

最近の塗料では最初は2つの缶に分かれていて、塗る時に2つの液を混ぜて使うものも多くなりました。(2液型塗料)

2液型塗料の場合、一斗缶と小さい缶のセットとなっていることが多く、この場合は両方の塗料を合わせて16㎏や15㎏になるような容量が入っています。
なぜかというと、一斗缶に小さい缶の塗料を全部入れて混ぜたときにあふれてしまうからなんです。

一斗缶のデザイン

同じ容量の塗料でも種類によって値段が違います。
当然、お安い塗料は一斗缶のデザインパッケージも節約してあります。

塗料の価格が高くなるにしたがって外側のパッケージ印刷が高級になるようです。

最近は黒や紺地に金文字の一斗缶が多くなっているように感じます。

塗料缶の再利用!

外壁塗装では一斗缶を塗料の容器として再利用します。

缶の上部を切って持ち手を作り、塗料を入れて使います。

基本的に塗料は一度乾いてしまえば再利用したときに溶け出すことは無いので、何度かは再利用が可能です。
しかし、使用済みの汚れた一斗缶を再利用するのは見栄えが悪いですし、新しい一斗缶は次々に出てくるので容器として再利用するのは1回だけです。

油性塗料で使うシンナーの入っていた一斗缶は、使い終わったらきれいな空缶になります。
また、水性塗料の一斗缶は使いきった後ですぐ水で洗えば新品同様に出来ます。
現場の職人たちは一斗缶の中身が空になる時には、次に再利用出来るかどうかを常に考えてストックしています!(^^)!

再利用の方法は、主に一斗缶の上部をカワスキで切り、持ち手を加工して作ります。

持ち手は職人の好みや代々継承されるやり方があり、さまざまな種類があるようです。

私も現場で缶だけ見たら「あれ?塗料違う?」と思ったことがありましたが、缶を再利用しているという事実を知りました(;^_^)

出雲弁職人ふくちゃんが持ち手を作って塗料缶を再利用している動画はこちら↓

よろしければご覧になってみてください!(^^)!

空缶検収について

また、公共工事では「空缶検収」という作業があります。

空缶検収とは、文字通り、空き缶(材料によっては袋)の数量の確認のことです。

写真のように使った材料の空缶の写真を撮っておくことで、しっかりと規定量の塗料を塗布しましたということを証明するものです。

「計画通りの数量の材料を実際に使用した」という根拠になるため工事では必ず撮影する項目になります。

塗装工事においては塗布量が品質に大きな影響を与えるため、こうした管理が必要になります。

空缶とはいえ意外と重いので写真を撮るために並べるのが大変です…。

ということで、塗料缶についての豆知識でした!(^^)!

読んでいただきありがとうございました。

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屋根は大丈夫なのかな?

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