外壁の赤カビ・ピンクカビと黒カビの違いとは?
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こんにちは!
外壁塗装&屋根塗装専門店のきじま塗装です。
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外壁に発生するカビには、赤カビ(ピンクカビ)と黒カビの2種類がよく見られます。
どちらも見た目が気になるだけでなく、放置すると外壁の劣化を早める原因になります。
しかし、赤カビと黒カビは発生する原因や対処法が異なるため、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。
今回は、赤カビ(ピンクカビ)と黒カビの違いについて詳しくご紹介します!
1. 赤カビ(ピンクカビ)と黒カビの違い
種類 | 赤カビ・ピンクカビ | 黒カビ |
---|---|---|
正体 | **ロドトルラ(Rhodotorula)**という酵母菌の一種 | **クラドスポリウム(Cladosporium)**などのカビ菌 |
色 | 赤色・ピンク色(薄いオレンジっぽいことも) | 黒色・濃い灰色 |
発生場所 | 湿気が多い場所、雨が当たりやすい場所 | 湿気があり、汚れがたまりやすい場所 |
根の深さ | 浅い(表面に付着しやすい) | 深い(塗装の内部まで根を張る) |
落としやすさ | 比較的落としやすい | しつこく、落としにくい |
外壁へのダメージ | それほど大きくないが、見た目が悪くなる | 塗装の劣化や剥がれの原因になる |
健康への影響 | 基本的には人体への影響は少ない | アレルギーや呼吸器系のトラブルの原因になることがある |
再発のしやすさ | 湿気が多いと短期間で再発しやすい | 一度根付くと、完全に除去しない限り再発しやすい |
2. それぞれのカビが発生しやすい場所
🟥 赤カビ・ピンクカビが発生しやすい場所
✅ 日陰や湿気の多い外壁(特に北側や風通しの悪い場所)
✅ 雨が当たりやすい部分の外壁(雨水が乾きにくい場所)
✅ 水が流れやすい部分(排水口付近やエアコンのドレンホース周辺)
👉 赤カビは「湿気」と「水分」がある場所に発生しやすく、比較的浅い部分に付着するのが特徴です。
⬛ 黒カビが発生しやすい場所
✅ 汚れが溜まりやすい外壁(砂ぼこりや排気ガスが付着しやすい場所)
✅ 塗装が劣化している外壁(塗膜が弱っているとカビが根を張りやすい)
✅ 結露が発生しやすい外壁(湿度が高く、乾きにくい場所)
👉 黒カビは「湿気」と「汚れ」がある場所を好み、一度根を張ると落としにくくなるのが特徴です。
3. 赤カビと黒カビ、それぞれの対処法
🟥 赤カビ・ピンクカビの落とし方(比較的簡単に落ちる)
✅ 中性洗剤や食器用洗剤を使ってブラシでこする
✅ 水とスポンジでこすり洗い(軽い汚れならこれで落ちることも)
✅ 落ちにくい場合は、塩素系漂白剤(カビキラーなど)を薄めて使う
💡 赤カビは表面についているだけなので、定期的に掃除すれば落としやすいです。
⬛ 黒カビの落とし方(頑固で落ちにくい)
✅ 高圧洗浄機を使って洗い流す(外壁の素材に注意)
✅ カビ取り剤や漂白剤を使って根本から除去する
💡 黒カビは根を張るため、軽い洗浄では落ちにくいことが多く、専門の業者に依頼するのも一つの方法です。
弊社での対処法
弊社では、カビ除去剤を塗布してから高圧洗浄を行い、カビを根こそぎ取り除いてから塗装を行っています。
Before☟
After☟
4. 赤カビ・黒カビを防ぐには? 予防方法まとめ
✅ 外壁を定期的に掃除する
➡ ほこりや汚れがたまるとカビが繁殖しやすくなるため、こまめに水洗いやブラッシングを行う
✅ 外壁の通気をよくする
➡ 風通しが悪いと湿気がこもりやすくなるため、周囲の植木や物を整理して通気性を確保する
✅ 防カビ塗料や防藻塗料を使う
➡ 新しく塗装をする場合は、防カビ・防藻効果のある塗料を選ぶと、カビの発生を抑えやすい
✅ 雨どいの掃除をする
➡ 雨どいが詰まると水が外壁に流れてしまい、湿気がたまりやすくなるため、定期的に点検・清掃する
✅ 湿気が溜まりやすい部分に撥水剤を塗る
➡ カビが生えやすい場所には、撥水スプレーや防水コーティング剤を使うことで、カビの発生を抑えられる