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【YouTube更新】外壁塗装の ”艶” ってなんだ?艶あり・艶なし選び方解説します!

お知らせ豆知識 2024.12.06 (Fri) 更新 

島根県松江市・安来市・出雲市・雲南市・大田市

鳥取県米子市・境港市の皆様

こんにちは!

外壁塗装&屋根塗装きじま塗装です。

いつも弊社のHP訪問、ブログ閲覧ありがとうございます!(^^)!

YouTube「きじま塗装チャンネル」更新しました。

外壁塗装の見た目に大きく影響するのが

「艶があるか、ないか」です。

「ぴかぴか光沢がある方がきれい✨」という方もいれば、

「光沢はあまり好みでない」、「マットな方が好み

という方もいらっしゃいます。

今回は、艶あり、艶なしの見た目を実際に比較しながら、艶の正体、メリット・デメリットを解説いたします!

動画の内容を記事にまとめましたのでご覧ください👇

目次

1.はじめに

2.艶とは何か?

3.実際に比較してみました

4.艶ありのメリット・デメリット

5.艶なしのメリット・デメリット

6.艶に関するよくある質問

Q.コストに差はありますか?

Q.どんな塗料でも艶あり、艶なしを選べますか?

Q.艶ありと艶消しの組み合わせはできますか?

7.まとめ

 

1. はじめに

皆さんこんにちは。

塗装・防水専門店 きじま塗装 代表をしております。飯塚と申します。

どうぞよろしくお願いします。

今日は塗装のツヤについてお話していければと思っています。

「ツヤってなんだ?」

「そんなの塗装をするうえでそんなに問題になることではない」

なんて思っている方

大間違いです。

「外壁塗装の艶」というのは、実は非常に大切で、「艶のことを知らないまま塗装してしまうと大失敗」なんてことにもなりかねません。

そんなことにならないためにも、ぜひこの動画を参考にしていただいて

塗装の艶とは何か、

実際に塗装するならどれくらいの艶が適正なのか

など、成功する塗替えに繋げていただければと思います。

それではいってみましょう。

2. 艶とは何か?

まず、「艶とは何か」について。

塗装の艶とはズバリ、光沢のことです。

よく艶があるとかないとか言ったりしますが、これは光沢があるかないかに言い換えられます。

艶があるかないかは、光の反射で光沢があるかどうかによって決められます。

図のように、外壁の艶は60℃の角度から太陽光を100%あて、何%の光が反射したかによって決まります。

そして、艶というのは、基本的に「艶あり」「7分艶」「5分艶」「3分艶」「艶なし」の5段階に分類されます。

艶あり・艶なしはメーカーが製造した塗料で既に完成されており、現場で改めて艶の調整をすることはできません。

基本的には元々艶有りの塗料が存在し、そこから艶消し材を調合し艶消し塗料を制作する形になっているため、塗料の中には艶消しに出来ないものもあります。

3.実際に比較してみました

それでは実際に見本板を使って艶なしと艶ありの色の違いを見ていきましょう。

今ここに並んでいるのは「艶消し」「3分艶」「5分艶」「7分艶」「艶あり」の見本板です。塗料は水性の塗料です。

画面越しだと艶の感じがわかりにくいかもしれませんが、よく見ると順番に差があるのがわかるかと思います。

そして、よく見ると、艶の違いはありますが、若干色の違いも見てとれると思います。

色はすべて日本塗装工業会の色見本ですべて同じ色にしてあります。

同じ色ではありますが、艶消しから艶ありに向けて色が変わっているように見えるかと思います。

この5枚の見本板の中から、例えば艶なしと艶ありを比較した場合は、艶の違いが分かると思います。

ツヤツヤしていますよね。

この2枚を比べた場合には違いが分かっていただけると思うのですが、これはどうでしょうか?

左側が艶消しの塗料、右側が3分艶の塗料なんですが、どちらが艶消しの塗料なのか3分艶の塗料なのか、なかなか見分けがつかないと思います。

こちらは、左側が艶消しの塗料、右側が5分艶(半艶)の塗料、一番右が艶ありの塗料です。

実際のところで言えば、この3種類くらいの中から塗料を選んでも問題はないかと思います。

艶だけでなく、色を検討されるときもですが、この色見本板は必ず屋外で確認し、光の当たり具合でどのように色や艶が違って見えるのかを見ていただければと思います。

4.艶ありのメリット・デメリット

では実際に塗装をする場合、艶ありが良いのか、艶なしがいいのか、ここについては悩みどころです。

皆さんの好みや環境によって大きく変わってくると思います。

ここでは艶ありでの塗装がおススメな理由と艶なしでの塗装がおススメな理由をそれぞれお伝えしたいと思います。

まずは艶ありをおススメする理由についてです。

まず一つ目は、艶ありは何と言っても

汚れがつきにくい

耐久性がツヤ無と比べて高い

というところです。

艶なしと比較した場合、立地や周囲の環境にもよりますが、艶ありの方が1.5~3年耐久年数が長いと言われています。

では、なぜ艶ありは汚れがつきにくく耐久性が高いのでしょうか?

それは、塗料を塗った表面に理由があります。

こちらの図をご覧ください。

艶あり塗料は、表面がなだらかです。ですから、汚れが溜まりにくい。

逆に、艶なしは細かい凹凸を作り出す成分が含まれています。ですから、汚れがたまりやすいとも言えます。

一部の塗料を除き、艶なし塗料は、艶あり塗料に艶消し材を調合して光沢を抑えています。

この艶消し材が、もともとの滑らかな塗膜を細かな凹凸に変化させマットな状態にしています。

また艶なしが艶ありより耐久性が劣る理由は

添加物である艶消し材を調合するので、何も混ぜていない艶あり塗料よりも耐久性が低下してしまうのです。

以上のことから、下記の方には艶ありをおすすめします。

・耐久性が高いので、少しでも長く美しさを保ちたい方

・汚れが付きにくいので、メンテナンスの手間を省きたい方

・美しい綺麗な光沢感のある外壁を求める方

しかし、デメリットとして、下記の点にも注意しておきましょう。

・安っぽく見えることもある

・光の加減によっては眩しく見える

・艶は2~3年で消える

5.艶なしのメリット・デメリット

それでは続いて、艶なしをお薦めする理由についてお話していきます。

艶なしを選ぶ理由は、何と言っても、見た目ではないでしょうか。

「ピカピカ光る外壁よりもマットで高級感ある仕上がりにしたい」

「和風建築のため艶を抑えたい」

そういった声が多いかと思います。

下の図は、艶なし塗料にした場合のメリット、デメリットです。

メリットは、

・見た目の変化が少ない

・マットで高級感のある仕上りになる

・どんな家にも合いやすい

以上が言えます。デメリットは、

・汚れが付着しやすい

・艶ありより劣化が早い

・塗料の種類が少ない

と言えます。塗料の種類が少ないということについては、先ほど設定があるかないかということを言いましたが、まだまだ艶あり塗料に比べて艶なし塗料の方が設定が少ないのが現状です。

6.艶に関するよくある質問

それでは、ここで弊社に寄せられた艶あり、艶なしに関連する質問をご紹介していきます。

Q.コストに差はありますか?

艶ありと艶消しのコストについては、一般的に艶消しの方が若干安いと言われています。
なぜなら、艶消し塗料に混ぜる艶消し剤の分だけ、塗料の使用量が減るためです。

ただし、塗料の種類やグレードによっても価格は変動するため、一概にどちらが安いとは言い切れません。
予算と求める品質を考慮し、適切な塗料を選ぶことが大切です。

Q.どんな塗料でも艶あり、艶なしを選べますか?

使用する塗料が、艶あり・艶なしに対応しているかはカタログを確認する必要があります。

最近の塗料は選べる塗料が多いという印象ですが、「艶あり」があっても「艶なし」がない、「艶なし」があっても「艶あり」がないといったことはあります。

Q.艶ありと艶消しの組み合わせはできますか?

艶ありと艶消しを組み合わせることは、技術的には可能です。
例えば、1階部分を艶消しで落ち着いた雰囲気に、2階部分を艶ありでアクセントを付けるといった使い方ができます。

ただし、全体のバランスを考えることが大切であり、デザイン的に違和感のない組み合わせにする必要があります。
実際には、そのような依頼はほとんどないですが、建物の個性を表現する上で、選択肢の一つとして覚えておくと良いでしょう。

7.まとめ

いかがだったでしょうか。

今回の動画は「外壁塗装の艶」についてお話をさせていただきました。

まずは艶とは何か、艶の分類、艶の比較、そして、実際に塗装する場合、艶ありをおススメする理由と艶なしをおススメする理由について

、またよくある質問についてもお話ししました。

塗料は、耐用年数を超えた瞬間からいきなり劣化するのではなく、時間の経過と共に毎年少しずつ劣化していきます。

艶についても2年〜3年で徐々に艶がなくなっていきます。

そのため、艶ありを選んだとしても数年で艶は消えてしまいます。

また、メリットやデメリットはあくまで一般的なものです。

「艶ありが安っぽく見える」「艶消しが地味に見える」などは個人の感性でもあります。

本当にそう見えるのかは、ご自身で実物の家をみて、イメージを確認しておくことをおすすめします。

また、塗装業者に色見本を見せてもらったら、必ず“屋外”でサンプルの確認をしましょう。

室内の照明器具の下で照らされた色見本と屋外で実際の日光に照らされた色見本では、艶の感じや色味が全然違って見えます。

そのため、室内よりも屋外で色見本を確認をしたほうが、実際に塗装をしたものと、思っていたイメージがより近く見えます。

必ず屋外で確認をしてください。

どちらを選ぶべきかは建物の特性や目的によって異なるため、専門家のアドバイスを参考にしながら慎重に決定しましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ご質問や気になる事がありましたら、お気軽にお近くのショールームまでご相談ください。

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屋根・外壁塗装専門店「きじま塗装」は、昭和51年島根県出雲市で、外壁塗装会社として創業しました。
公共工事がメインでしたが、出雲市、松江市、米子市の島根にお住まいの皆様から、「戸建て住宅、賃貸アパートの外壁塗装や屋根の塗り替えを、出雲市、松江市、米子市でも気軽に相談できる場所が欲しい」という声が多くなり、外壁塗装や屋根の塗り替えリフォームの事を気軽に安心してご相談できるお店にすべく、事業を立ち上げさせていただきました。
これからの時代の建物は、壊すから残すへ移行していきます。私たちのライフワークである塗装・防水はまさに時流に乗っていると言えます。塗装・防水を通じて、お客様の財産である建物をより良い状態で次世代へ残していく。そして塗装・防水を通じて弊社に関係する全ての人が幸せになることを追求していきます。
どうぞ宜しくお願いします。

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