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島根県出雲市A様外壁塗装工事//島根県松江市・出雲市・大田市・雲南市の「きじま塗装」 施工データ
施工内容 | 外壁塗装サイディング防水工事 |
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施工費用総額 | 150万円~180万円(税込) |
外壁価格 | 約39万円 |
足場価格 | 約16万円 |
工事日数 | 47日間 |
プラン名 | 外壁/ラジカルハイブリッド |
施工カラー | 黒・グレー系 |
工事完了月 | R6.1月 |
施工内容詳細 | 外壁/ALC 日本ペイント:ファインパーフェクトシーラー 薄付 日本ペイント:ファインパーフェクトトップ 19-70A |
外壁使用塗料 | ラジカルハイブリッド外壁塗装 |
島根県出雲市A様外壁塗装工事//島根県松江市・出雲市・大田市・雲南市の「きじま塗装」 施工写真
【足場仮設工事】
職人の安全を守りながら作業効率を上げ、質の高い工事を実現するため足場を組み、飛散防止用のメッシュをかけます。【シーリング工事】施工前
経年・紫外線・温度変化などが原因となり、シーリング表面にひび割れ・切れ・剥がれなどの劣化が起こります。【シーリング工事】撤去
古いシーリング材を剥がします。劣化したシーリングを全て取り除くことで防水性能が格段に向上します。【シーリング工事】下塗
下地とシーリング材の密着性を向上させるための下塗り材(プライマー)を塗布します。【シーリング工事】充填
コーキングガンにシーリング材を入れ、ハンドルを引きながら目地の中に充填していきます。【シーリング工事】圧着
ヘラを使って平らにならし、押さえて圧着させます。【シーリング工事】完了
シーリング材が完全に乾燥する前に養生用マスキングテープを剥がして工事完了です。【FRP防水工事】施工前
ベランダの施工前の状況です。雨漏りが発生しており、床にはひび割れが起きています。【FRP防水工事】下塗
下地洗浄後、防水層と下地をなじみよく密着させるため、プライマーを塗布します。【FRP防水工事】下塗
立ち上がり部にも同様に、プライマーを塗布します。こちらは、刷毛を使って丁寧に塗っていきます。【FRP防水工事】積層
FRP防水層の補強材として使われる防水用ガラスマットをバルコニー表面に敷き詰め、ガラス繊維にポリエステル樹脂を含ませて防水膜(FRP:繊維強化プラスチックス)を作ります。【FRP防水工事】トップコート
防水層の耐久性・耐摩耗性及び美観向上のため、保護・仕上げ材(トップコート)を塗布します。中塗り後、サンダーで余分なガラス繊維などを削り、上面を滑らかにします。【FRP防水工事】施工後
トップコート2回目を塗布し、仕上げます。これで雨漏りの心配もなくなりました。【外壁塗装工事】ALC面 高圧洗浄
ALCパネルの表面に付着している汚れやチョーキングによる既存塗膜の白い粉を高圧洗浄機を使い押し流します。チョーキングの白い粉は塗装の妨げとなるため、入念に洗い流していきます。【外壁塗装工事】下塗
下地に対して高い浸透性と含侵補強性・高い付着力を持つエポキシシーラーを塗布します。【外壁塗装工事】下地補修
ALCの劣化症状に応じて、クラックや欠損部分の補修を行います。この補修は防水性の向上とALCが割れるなどの不具合を防止するため、重要な作業になります。【外壁塗装工事】上塗1回目
上塗り材に使用する塗料はシリコングレードを超える耐久性のラジカル制御系塗料です。浸透性が高いため、ALC外壁の塗装には最適な塗料と言えます。2回塗りで仕上げていきます。【外壁塗装工事】上塗2回目
ALCの特徴である表面の気泡を塗料で埋めながら塗り替えていくイメージで塗布していきます。気泡が埋まっていない場合、雨漏りなどのリスクがあります。しっかり確認しながら仕上げていきます。【付帯部塗装工事】軒天(ケイカル板)
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)で出来た軒天。洗浄後、軒天に適した塗料2回塗りで仕上げます。鼻隠し(木部)
雨樋が取り付けてある鼻隠し。ケレン後、高い防腐・防カビ・防虫効果を発揮する木材保護塗料2回塗りで施工します。屋根水切り(スチール)
屋根の接合部などにあり、雨水を適切な流れになるように排出させる部位。ケレン→下塗(錆止め)→高耐候シリコン塗料2回塗りで仕上げます。出窓(スチール)
金属製の出窓は、錆などの劣化が進行すると穴が開き、雨漏りの原因となります。塗装により事前に防止することが大切です。角型フード(スチール)
換気ダクトの排出口をカバーする部材。外壁と同色で塗装することで目立たなくなり、外観に一体感が生まれます。軒樋(樹脂)
塩ビ製の軒樋。紫外線の影響で褐色します。ケレンで塗料の密着力を上げ、高耐候シリコン塗料2回塗りで仕上げます。竪樋(樹脂)
耐久年数は20~25年ですが紫外線の影響で褪色します。美観向上のため外壁と同時に塗装をおすすめします。丸型フード(樹脂)
こちらは樹脂製の換気フードカバー。耐久性は低く、経年劣化や紫外線のダメージによる色褪せ・ひび割れ等が発生する前のメンテナンスが重要です。エアコンカバー(樹脂)
一旦撤去し、外壁塗装、ケレンを終えた後、戻してから2回塗りで仕上げます。
担当スタッフより
築26年を迎えられたA様邸。息子さんご夫婦との同居をきっかけに増築と外壁塗装をお考えになり、塗装のご相談をいただきました。
外壁は、全体的に褪色が進み、ひび割れ、苔やカビの発生もみられました。
また、ベランダの床にはひび割れが起こっており、ベランダ下の軒天には雨漏りによる雨染みがみられました。ベランダにドレンが取付けてなかったことにより、排水溝から入った雨水が樋の中に納まらず漏れていたことが原因に繋がったと考えられます。
まず、下地のコンパネ材を張り直したうえで、樹脂を二層施工し、トップコートを塗布するFRP防水(2PLY)を施工し、ドレンも新たに設置し対応いたしました。
外壁のALCは、吸水性のあるセメントを主成分に含み、気泡のある構造が特徴で耐久性・断熱性・耐火性などに優れる反面、防水性が低い材質です。ひび割れの補修をしっかり行ったうえで、弾力性の高い日本ペイントのラジカル制御型塗料『ファインパーフェクトトップ』で施工させていただきました。この塗料は、浸透性が高いため、ALC外壁の塗装には最適な塗料と言えます。
これで外壁・ベランダの防水性能が高まりましたので、これから先、息子さんご夫婦と一緒に長く安心してお過ごしいただけると思います。
この度は、きじま塗装へご依頼いただきまして、誠にありがとうございました。