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世界に一つ!現場の色をつくる調色の仕事とは? //島根県松江市・出雲市・雲南市・大田市屋根外壁塗装&防水専門店KIJIMA

現場ブログ 2022.03.07 (Mon) 更新 

こんにちは!

島根県松江市・出雲市 ・雲南市・大田市外壁塗装&屋根塗装KIJIMAです。

いつも弊社のHP訪問、ブログ閲覧ありがとうございます!(^^)!

ピンポーン 突然ですがクイズです!

塗装屋さんが現場で使っているものと言えばなんでしょうか?

ヒント~!

・道具以外で!

・これがないと仕事にならん!

・塗装屋と言えば!

そう!

塗料です。

塗料ないと塗装できん。。。(;´Д`)

私たちの仕事に欠かせない塗料は、いつも地元の塗料屋さんなどから仕入れています。

塗料屋さんは塗料を製造するいろいろなメーカーから塗料を卸してもらっていますが

その塗料で色をつくってそれを私たち塗装屋に届けてくれます。

色を混ぜ合わせてつくることを調色といいます!

なかなか私たちスタッフも調色作業を見ることがないんですが、

先日YouTube企画で調色現場に潜入してきましたのでその様子をお伝えしたいと思います!(^^)!

動画はブログの最後にリンク貼ってます!(^^)!

もくじ♪

1、調色とは?

2、調色の手順 ~塗料屋さんの調色室に潜入!~

3、色味確認 ~見えない色を見る~

4、最後に ~仕事の先に見えるもの~

 

調色とは?

簡単に言うと、色を混ぜ合わせて好きな色(指示通りの色)を作ることです。

日本塗料工業会(日塗工)が定める色というものがありますが、その色見本帳に記載されている色は…

なんと600色以上 Σ(・ω・ノ)ノ!

「どの色か一つ選べ」言われても迷っちゃいますね。

これだけでもホームセンターに並んでいる色には比べものにならないほどの色があるわけですが

実は塗料を混ぜ合わせて作ることができる色は無限なんです!

つまりオリジナルカラーをつくることも可能です✨

そして、もともとある色と同じ色を作ることも可能ですし、全くこの世にない色も作り出すこともできます。

なかでも塗装業で特に調色が必要になる場面があるんですが・・・

それがいわゆる現場の色なんですね~。

その現場でもともとある色を再現した色が必要なことがよくあるんです。

「この壁の色でよろしく~」ってやつ?です(@_@)

そんなとき「調色」という作業が必要なんですね。

昔は塗装職人がその場で調色の作業をしていたものですが、最近はそういった機会は極端に減り

塗料屋さんに「調色された塗料」を発注し卸してもらうことが多いです。

というわけでなかなか調色作業を見る機会がないので

お世話になっている地元の塗料屋さんにお邪魔して見せてもらいました。

レッツ・ゴーーー (^^♪ 

 

2、調色の手順 ~塗料屋さんの調色室に潜入!の巻~

今回教えてもらったのは、いつもKIJIMAがお世話になっている塗料屋さんの一つ

ダイイチ株式会社塗料部の青木課長です~!

(以下の写真はYouTubeより抜粋)

いつも普通に「あおきさん」と呼んでいるのに、今回初めて課長さんだったっていう事実を知った私たち(笑)。

大変失礼しました。

今回つくる色

今回つくる色は、ちょうど塗装屋さんから発注があったということで

とある場所の建物の色、つまり現場の色!

我々塗装屋がいつも見本にしている日本塗料工業会発行の色見本で言うと25⁻75Bに一番近い色のようですが、

真実の色は青木さんの頭の中にある(笑)

というのも、色というのは見方によっても、天候の具合によっても全然違うように見えますよね。

だから写真を撮っても意味がないんですって。

だから「現場に見に行きます」

青木さんは実際に現場に色を見に行って、その色を覚えて会社に帰って

「色見本のこの色より微妙にどうだった」というのを再現するというやり方をされているそうです。

すごいですよね…私なら一瞬で忘れてしまう😨

青木さんも心配なときはもう一回見に行くそうですが、正確に覚えるってかなり難しいだろうな~。

調色

それではいよいよ調色です!

今回つくるのは薄い色、淡彩色(たんさいしょく)

淡彩色をつくるときは白色が基調色となるので白色の塗料に少量の原色を混ぜてつくります。

こちらが調合データです。

何色をどのくらい入れるかの数量を記録しておきます。

そうすると後で同じ色の発注があったときに同じ配合できます(^^)

料理で言うレシピみたいなものですね。

原色はこんなゲージに入っています↓。

今回は黄系、黒系、赤系の三種類の原色を少量ずつ加えながら目指す色をつくっていきます。

混ぜ合わせる前に・・・

塗料については欠かせない作業があるそうです。

それが攪拌(かくはん)

塗料は樹脂と色粉でつくられているので、長い間置いておくと分離してしまうんです。

それを均一にするために攪拌という作業が必要なんですね。

攪拌する前と後はこちら↓

だいぶん違いますね。

攪拌作業、「毎朝100回くらい回さないといけない」と言っておられました。

地味に大変な作業↓ 

攪拌のときは謎の音が出るようです(笑)

原色の塗料を均一にしたら、白い塗料が入っている一斗缶に入れていきます。

入れる量は青木さんの熟練の配分✨

原色を入れた後もまた攪拌。

一斗缶をそのまま攪拌するときは、ジャイロアジター(下の写真)という機械を使用します。

ジャイロくん、中でぐるんぐるんにまわって塗料を攪拌してくれます。

色味チェック

攪拌が終わったら塗料を少量取り出して、色味の確認を行います。

出来立てホヤホヤの塗料がこちら↓

ここで登場したのがドライヤーなんですが・・・(=゚ω゚)ノ

えっ、なんでドライヤー?

って思いますよね(*´Д`)

青木さんによると、乾いていないと本当の色がわからないということで、ドライヤーで乾かして、その色を見るんだそうです。

現場では「色がのぼる」とか「色がのぼった色」というそうですが、ぬれた状態の色と乾いた状態の色とでは

色味が全く違うそうです。

確かに(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

ほかにも、確認の仕方には注意することがたくさんあるようです。

3、色味確認 ~見えない色を見る~

色味チェックのコツ

色を確認するときは、必ず屋外で確認すること。

部屋の中の蛍光灯の下と外光の下では色味が全然違います。

現場の色も外にありますから、なるべく同じ条件で確認もしないといけません。

色見本と見比べながら、頭の中にある現場の色と比べてる青木さん、

とっても真剣な表情( ー`дー´)

ほかにも色味の確認のコツはいろいろあるようで

・真正面から見る

・ほかの色を見ておいてからパッと見て判断する

などなど。

青木さんによると、目は、並んでいる2種類の色をジーっと見ていると2つの色を似せてくるそうです。

そう言われれば、見ればみるほどわからなくなる!( ノД`)

だから「ジーっと見たらいけません。パッと見て一瞬の判断です!」ということなんです。

どうりで、青木さん遠くを見つめてる…?と思った瞬間が何度もありましたが

目を慣れさせないためだったんですね(笑)

青木さんも苦労されているように、この色の確認、ものすごく難しいんです。

微妙すぎて私みたいな素人には全く違いがわからないんです。本当に!!!

それなのに青木さんは何がどのくらい足りないかわかる!

人には見えない色が見えるっていうのに本当に驚きました。

違いがわかる男!👏👏👏

素人からしたら特殊能力としか思えないんですけど、やっぱり長年の経験と実力なのでしょう。

しかしこの経験を持ってしても今回はなかなか青木さんが納得する色ができず・・・(゜-゜)

リベンジを重ねてようやく合格となりました!🎊

何回リベンジしたかは動画をご覧ください( ^)o(^ )

4、最後に ~仕事の先に見えるもの~

ここまで、調色がどんなふうに行われているか、いつも調色を担当されている塗料店の青木さんの作業をご紹介しました。

最後に、青木さんに仕事のやりがいをお聞きしたら、

「私たちは塗料をつくる側ですが、塗料を塗る側の方と一緒のことを考えているというか。

うちはその助けになればなんですが、その一体感がいいですよね。」

とお話してくださいました。

外壁塗装を仕事にしている私たちは、お客様に満足していただくため、喜んでいただくために

それぞれの持ち場で仕事をしているわけですが、

塗料をつくる人も同じ思いで塗料を届けてくれているんですよね

そして仕事の先にあるお客様の満足や笑顔=仕事の喜び

というのも私たちと同じで

なんだかじ~ん(*^-^*)

同じ塗装業界で働く同士のような存在なんですよね✨

とても嬉しかったです。

 

というわけで長くなってしまいましたが、

塗装業界みんなで頑張ってお客様に喜んでもらえる塗装工事を

これからもお届けしたいと思います!!!

おまけ↓

スタッフのムチャぶりにも笑顔で対応してくださるノリの良い青木さん( ´艸`)

ありがとうございました♪

動画はこちら↓ ぜひご覧ください(=゚ω゚)ノ 

 

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